おすすめのルームランナー(ランニングマシン)、ランキング
私はこれまで数万円の低価格モデルから100万円を超える業務用のモデルまで、多くのルームランナー(ランニングマシン)を試してきました。
そこでわかったことが沢山ありました。
ルームランナーの基礎知識ではそんなことについて書かせていただいておりますので、よろしければそちらも参考になさってください。
ただ、一つ言えることは、低価格モデルは色々な意味でウォーキングでは十分なケースがあっても、走るということを考えると、やはりおすすめできない・・・ということです。
私はこれまで多くのルームランナー(ランニングマシン)を見てきて、下記のポイントがルームランナーを選ぶ際には大切なことだと思っています。
1.衝撃吸収(怪我の予防という意味でもとても重要です)
2.走行面の広さ(ベルト幅)
3.連続使用時間
4.モーターの能力と音
5.耐久性(壊れやすくないこと)
詳しくはルームランナーの5つの選び方にてご紹介しておりますのでそちらをよろしければ参照ください。
このページでご紹介するのは、そういった大切なポイントを踏まえた上で最終的におすすめできるモデルだけに絞り込んでいます。
それだけの機能を持っているので、価格的にはそれなりにするモデルになります・・
ただ、長期的に見た時、体のこと(特に膝への負担)や快適に使い続けることであったり、故障の心配、音の問題を考えた時、私はそれは必要な投資なのではないかなと、思っています。
ジョンソン 8.1T
一番のおすすめは、ジョンソン 8.1Tというモデルになります。
総合的な品質、耐久性、クッション性能、走行面の広さ、機能の多さ・・・どれをとっても優れた製品だと思います。
実際に使っている方の口コミであったり、機能や性能といったものもジョンソン8.1Tのページに掲載されていますのでそちらもご覧になってみてください。
ジョンソン 8.1T
走りやすさ:![]() |
初心者におすすめ:![]() |
中・上級者におすすめ:![]() |
クッション性能:![]() |
>> ジョンソン8.1T
走行面の広さが140×49cmと業務用並!
走行面ですが、広さが49センチというのは正直家庭用のルームランナーとしては驚異的です・・
ジムに置いてあるモデルの一般的な幅が50~55cmであることを考えるとほぼ業務用のレベルになっています。
49cmの走行面といってもイメージできない方もいらっしゃるかも知れませんが、私は実際に走ってみて、40センチだと物足りないレベル、45センチになって何も問題は感じないレベル・・・でした。
49cmですと、横幅はもう十分かと思います。
低価格なモデルだと走行面は40センチ程度だったりしますが、実際に使ってみると、ウォーキングでは問題なくても、本格的なランニングとなると少し物足りなさを感じます。
40センチ程度でも走れることは走れるのですが、やはり長時間走ると、多少疲れが出て、左右にブレてしまうこともあります。
また、走行面が狭いと下にどうしても意識がいきます。そうすると、姿勢が崩れてしまい、それが膝への負担になってしまうこともあります・・
そういった点を考えても、走行面というのはとても大切なポイントになってくると思います。
3つの衝撃吸収の仕組み
このモデルには3つの衝撃を吸収する仕組みがついていまして、1つ目は、自分でクッションの硬さを調節できる機能になります。
簡単な操作で、クッション性を硬くしたり、柔らかくしたりすることができます。
この辺は低価格モデルにはなかなかない機能だと思います。
2つ目が、足を着く場所によって固さの異なるクッションが内蔵されていること。
3つ目の衝撃吸収の仕組みですが、このジョンソンの8.1Tには一般天然ゴムの2倍の吸収力がある特殊マット(M-MVP)がついています。
2階で使用する際やマンションでルームランナーを使う場合はやはり音が気になるものだと思います。(ルームランナー(ランニングマシン)の騒音は?マンションでも使えるの?)
M-MVPは、その音の元になる衝撃を吸収するための特殊マットになってます。
ジョンソン8.1Tのページに衝撃吸収の仕組みなどについて詳しく掲載されていますので、そちらもよかったらご覧になってみてください。
モーターの性能
もう1つのポイントは馬力とモーター音が静かであるという点です。馬力は平均で2.25馬力、最大で4.25馬力あります。
耐久性に優れ、モーター音が静か・・・というのもポイントになってくると思います。
速度ですが、最高速度が20キロです。さらに傾斜が12%までつけられますので、アスリートの方のトレーニング用としても申し分ない性能だと思います。
最大の欠点は価格・・・
他にも飽きがこないように設計された12のプログラムや音楽再生機能(スピーカーもついています)、ペットボトルやスマホを置けるカップホルダー、油圧式の折り畳み機能などなど・・・とにかくこれでもかというほど機能が満載で品質も申し分ないのですが、欠点はやはり価格かなと・・思います。
ただ、先ほども書かせていただきましたが、機能や性能は勿論なのですが、走行面の広さであったり、クッション性能であったり、自分の体の問題にも直結してくる点も考えると、私は必要な投資ではないかなと、思っています。
また、さらにこれよりももっと上級モデルというか、業務用に近いモデルに、下記のジョンソン エリートT-5000があります。
さらに本格的なルームランナー、ジムに置いてあるものと同等の製品ということでしたら、そちらの方がおすすめかも知れません。
ただ、このジョンソン 8.1Tでも、業務用として考えてみても、十分な性能ではあると思います。
>> ジョンソン 8.1T
ジョンソン エリート T-5000
「マンションでも音が気にならない」
「長時間でもひざが痛くならない」
・・・といった感想が寄せられているのがこのジョンソン エリートT-5000です。
ジョンソン エリートT-5000
走りやすさ:![]() |
初心者におすすめ:![]() |
中・上級者におすすめ:![]() |
クッション性能:![]() |
先程のジョンソン 8.1Tでも十分業務用のモデルに近い性能を持っているのですが、さらに本格的なモデル、ジムと同等のルームランナーを自宅で・・・という方におすすめなのがこのジョンソン エリート T5000になります。
このモデルは業務用、ジムに置いてあるようなランニングマシンの性能を持っていながら、それでいて価格は業務用の半分以下に抑えられています。
それでも40万円以上・・・ですが、業務用は100万円以上はしますので、性能と価格を比較してみると、かなりリーズナブルで、文句なくおすすめのモデルです。
極厚ベルト!
走行ベルトの厚さは4.4mあります。
これは家庭用ルームランナーではかなりの厚さになります。一般的なランニングマシンの場合は、1.5mm程度なので・・かなりの違いになります。さらにベルトのゴムもやわらかい面を上、かたい面を下にするという工夫もされています。
走行面の広さはまさに業務用!
このモデルの驚きのポイントはまだあります。
走行面の広さです。横幅は51センチ、縦はなんと、153センチあります。横幅51センチはもう業務用クラスになります。
この横幅の51センチは8.1Tより2センチ広い程度です。ただ、縦が8.1Tが140センチなのに対して、こちらは153センチと、まさに業務用です。
先程も書かせていただきましたが、走行面の広さというのは大事なポイントで、さらに縦に広いというのも特に長時間走る方の場合は大切なポイントになってきます。
そういった走行面の横、縦への広さがないモデルの場合はどうしても足元に意識が行きやすく、それが原因でランニングフォームが崩れてゆくこともありますし、それが膝の違和感や痛みの原因になることもありますので・・
また、ご家族で使われるという方の場合、例えば、ルームランナーをご自分のランニングのためだけではなく、ご家族の方が健康のためにウォーキング用としても使われているケースもあります。
その際、普段運動されない方の場合や足腰が多少弱っている方の場合、やはり走行面が狭いのは心配ですので、走行面が縦にも、横にも広いというのは安心につながると思います。
実際に使っている方に向けたアンケート調査結果
エリートT-5000に関しては販売元であるアローエイト社がユーザー100人を対象にアンケート調査を行っています。
その結果はこんな形になりました:
ひざへの負担
・ほとんど感じない・・・98人
・痛くなる・・・0人
・どちらでもない・・・2人
ベルトの大きさ
・広くて走りやすい・・・100人
・狭い・・・0人
・どちらでもない・・・0人
乗り心地
・満足・・・100人
・不満が残る・・・0人
・どちらでもない・・・0人
音が気になる
・特に気にならない・・・97人
・気になる・・・1人
・どちらでもない・・・2人
マシンのガタつき
・ほとんど感じない・・・100人
・ガタガタ揺れる・・・0人
・どちらでもない・・・0人
値段は相応か
・価格相応の価値・・・81人
・価格以上の価値・・・19人
・高すぎる・・・0人
・・・という結果になりました。
乗り心地であったり、クッション性能といった機能については恐らくほとんど方が満足すると思いますが、問題は価格かも・・・知れません。
ちょっと高すぎると思う方もいらっしゃるかも知れません。
勿論、機能を考えるとそうではないのかも知れませんが、予算から考えるとやっぱり・・という方もいらっしゃると思います。
このクラスのものをとなると、もう走ることが楽しいと思っている中級者以上の方であったり、家族全員で使うというヘビーユーザーの方、長年使い続けることを考えている方向けになると思います。
初心者の方であったり、まだ走ることに楽しみを感じていないという方、ダイエットをしたいという方には8.1Tの方が良いのかも知れません。
ただ、本格的に走りたいと思っていらっしゃる方、ジム用のものと同等のルームランナーをご自宅にと思われている方には私は文句なくおすすめのモデルだと思います。
ルームランナーそのものに迷った時は
どのモデルにしようか・・・以前に、ルームランナーそのものを買うべきか買わないべきか・・・と迷うこともあるかも知れません。
ジムに通っていた・・・という方はもうルームランナーについては色々とご存知でしょうからそういうことはないと思いますが、初心者の方や今までこういったフィットネス機器を使ったことがない方などは、迷ってしまうという方もいらっしゃると思います。
合わなかったから、もう使いません・・・というのは、これだけの価格のものだとそうもいかないと思いますので・・
ここで少し私の話になりますが・・・・ルームランナー vs 外でのランニング、その違いなどもでもご紹介しましたが、私は実はルームランナーそのものに最初は否定的でした。
最初は私は外で(近くのランニングコースで)ランニングしていましたが、引っ越しをすることになって街中で走ることになりました。
ところが、アスファルトの上でのランニングで膝裏の外側を痛めた原因と治すためにやったことで書かせていただいたのですが、街中でアスファルトの上を走るようになって、膝を痛めてしまいまして・・・
長期間休まなければならなくなることが増えていって、半分絶望的な気持ちになっていました。
そんな中、諦めきれなかった私はルームランナー(ランニングマシン)で走ってみることにしたんです。
まず試しに・・・と思ってジムに行き、ルームランナー(ランニングマシン)で走ってみたら思いのほか楽しかったんです。
外でのランニングと違って、人をよける心配も、自転車に気を付ける心配もありません。勿論、車を気にする必要もありませんし、信号もありません。
そのため、走ることそのものに没頭できて、私はその感覚がすごく楽しいと感じました。
そして、何より走った後も膝が痛くなかったのです!
これには驚きでした。
・・・とこれ以上は長くなりそうなので、この辺でやめておきますが、まだ、ルームランナーで走ったことがない方がいらっしゃいましたら、私としては例えば、ジムの1日体験をしてみるのもおすすめです。
ただ、1日体験なのに数千円もとられてしまうこともありますので・・・そんな時は市町村の体育館にあるトレーニングルームに行って実際に何回か試してみるのもおすすめです。(安く利用できることが多いですので)
そこでこれは楽しい!と思われたり、汗を流して心地よい!と感じるようになってから、ルームランナーをご自宅で使うことを検討されてもよいのかも知れません。
自宅でいつでも好きな時に、心地ちよい汗をかくことができる。その後にシャワーを浴びて、飲むビールは最高だったりします・・
雨や雪など天候に左右されることもなく、ジムまで通う必要もなく、時間がない時でも少しの時間を見つけて運動できる・・・
ルームランナーにはそんな沢山の魅力がつまっていると私は思っています。
ご自分にぴったりのルームランナーが見つかりますように。