エアロバイクの音、騒音は大丈夫?アパートやマンションでの使用は?
これまでエアロバイクの選び方や消費カロリー、初心者の方のためのエアロバイクの使い方などについて見てきました。
今回はエアロバイクの音について、どの位の音がするのが実際に音の大きさを計測する機器を使って計測しましたので、そういったデータもご紹介しながら、どの程度の音がするのかということについて見てゆきたいと思います。
エアロバイクを特にアパートやマンションで使う予定の方、もしくは戸建ての2階で使う予定の方は下の階に音が響かないかどうか・・・というのは気になるところだと思います。
実際にはそういったことが問題になることはあるのでしょうか?
エアロバイクの音を計測してみました
今回は音の大きさを計測機器を使ってエアロバイクの音を実際に計測してみたいと思います。
音を計測する方法ですが、「小型デジタル騒音計」というのが市販されていますので、それを今回は使用しました。
音の大きさは「デシベル」(dB)という単位で表すことができます。
この数値が大きいほど、大きな音ということになります。といっても何か基準がないとわかりにくいと思いますので、生活の中でしてくる音の大きさを少し記載しておきたいと思います。
音の種類 | 音の大きさ(デジベル) |
人の話し声(日常) | 50~61デジベル |
テレビの音 | 57~72デジベル |
ピアノの音 | 80~90デジベル |
電話のベルの音 | 64~70デジベル |
掃除機の音 | 60~76デジベル |
エアコンの音 | 41~59デジベル |
データ参照:東京都環境局 「生活騒音」
さて・・・それでは実際にデータを計測してみたいと思います。
ちなみに実験に使ったのはおすすめのエアロバイクのページでご紹介したアルインコ AF6200になります。
1)無音状態
エアロバイクをこいでいない状態です。テレビなども全てオフにした状態です。
2)話し声
エアロバイクはまだこいでいません。普通に話すとこの位の数値です。
3)エアロバイクを普通にこいでいる状態
エアロバイクを普通の速度でこいでいる状態での音です。何も声は出さず、ただ、エアロバイクをこいでいる状態の音になります。
この数値からもこの実験で使ったエアロバイク(おすすめのエアロバイクのページでご紹介したアルインコ AF6200)に関しては話し声よりもエアロバイクをこぐ音の方が小さいことがわかります。
4)エアロバイクを全力でこいでいる音
今後はエアロバイクを全速力でこいでいる時の音です。全力でこぎながら写真をとったので多少ぶれていますが・・53.5デジベルでした。
これでも、話し声よりは静かでした。
アパートやマンションでの使用について
さて、実験を終えてみて、結論としては、アパートやマンションでの利用もよほど低品質のモデルでない限り、エアロバイクの場合は音が問題になることはまずないと考えて言いと思います。
さきほどの実験でも、話し声よりも小さい音という結果でした。
ですので、アパートやマンションでも話し声が隣のお部屋や下の階に聞こえないのであれば(もしくは聞えてこないようであれば)、エアロバイクの音が問題にはなることはないと思います。
床への衝撃についてもルームランナー(ランニングマシン)と違って、エアロバイクの場合は基本的には床には衝撃が伝わりませんので、やはり同じようによほど品質の悪いモデルでガタガタ言わない限り・・・衝撃が床に伝わることはないと思います。
ただし、床そのものが痛んでいたり、ギシギシいうような場合は、エアロバイクをこぐ際にギシギシと音がしてしまうかも・・知れません。
もっとも、アパートやマンションであれば、よほどのことがない限り、床がそこまで傷んだ状態になる前に修理をするなど対処されるかと思いますが・・
ただ、いずれにしても、一般的にはみなさんフロアマットのようなものをエアロバイクの下に敷いて使用するケースが多いです。
そういった専用のマットも販売されていますので、もし、エアロバイクを購入される際にはそういったものも一緒に購入されてみてもいいかも知れません。

深夜に使いたい場合は?
例えば、赤ちゃんを寝かしつけてから赤ちゃんの様子が見えるところで運動される方・・・ですとか、または、夜遅くまでお仕事をされている方で帰宅された後、深夜にエアロバイクを使いたい・・・という方もいらっしゃるかも知れません。
音がそれほどしないとはいえ・・・やはりできる限り音は抑えたいと思っていらっしゃる方もいるかも知れません・・
その場合のおすすめですが、おすすめのエアロバイクのページでもご紹介したコナミスポーツライフ エアロバイクaiですと、「ズボンの裾がこすれる程度の音」・・・しか聞こえません。
特に音を抑えたいという事情がある場合は、そういったモデルを検討されてみるのも一つの方法かも知れません。
エアロバイクについてはエアロバイクの基礎知識にて色々とご紹介しておりますので、よろしかったらそちらも参考になさってください。